【ぬいぐるみ心理学の効果】言いたいことが上手く言えないの解決法

言いたいことが上手く言えない。
「なんで?」と聞かれると理由が上手く説明できない。
本音はうーん同意できないな…と思う意見でも上手く反論できない

こんにちは、なっちです。

ぬいぐるみ心理学の個別相談で、
↑の悩みを伊庭さんに相談してみました。

ケールくん
ケールくん

ぬいぐるみ心理学っていいんだぜ〜

「言いたいことが上手く言えない」はまず前提が間違ってる

私は小さい頃からコミュニケーションが苦手でした。

「言いたいことが上手く言えない」という壁に
最も直撃したのが大学生の頃。

大学4年生の頃、卒業制作として
数人のグループで1年かけて
1つの作品を作るという課題がありました。

私は、グループのリーダーでしたが、

  • 「なんで?」と聞かれると理由が上手く説明できない
  • 本音はうーんと思う意見でも上手く反論できない
  • メンバーに上手く指示が伝えられない

などなど、メンバーとのコミュニケーションに悩んでいました。

ぬいぐるみ心理学の個別相談で
伊庭さんにこの悩みを相談したところ、
伊庭さんに言われた言葉はこれ。

「なっちさんは相手に自分の気持ちを伝えたいですか?」

理由を説明することも、反論することも、指示することも
自分の気持ちを伝えることとも言えます。

そりゃ伝えたいよ!なんでこんな当たり前のこと聞くんだろう?
って内心思ってましたが😅汗

私は、この時まだ
伊庭さんの質問の意図をわかっていなかったんですね。

私は「はい、伝えたいです」と答えました。

すると伊庭さん、今度は、

では、相手に自分の気持ちを『上手く』伝えたいですか?

と。

上手く…?

あぁ、なんだかこの質問で
自分は「上手く」って言葉を無意識に
いつも使っていたことに気づいたんですね。

上手く伝えたいというより、

上手く話さないと相手にわかってもらえないんじゃないか?
だから上手く話さなきゃいけないんじゃないか。

声に出してみると
自分の意思で伝えたいのではなく、
相手の反応を気にして「相手にわかってもらうために」
行動しようとしていたことがわかって来ました。

さらに伊庭さんに突っ込まれました。

「なぜ、上手く話さないと相手にわかってもらえないと思うのですか?」

以前、一生懸命説明をしたつもりだったけど
相手は納得してくれなかったから。
ぐだぐだ説明して相手を苛立たせてしまったことがあるから。

これも、声に出してみて気付きました。

過去の出来事に囚われていたのです。

「今」とは関係のない過去の失敗を理由に
今度も失敗するんじゃないかと不安になっていたのでした。

また、こんな声も出てきました。

メンバーの○○ちゃんや○○ちゃんは
すらすらと上手く説明していて、
その人の説明にはみんな納得しているから。
他のグループのリーダーはみんな堂々と話せるから。

このように人と比べていることにも気づかされました。

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まず自分、次に相手

ぬいぐるみ心理学の基本に
まず自分、次に相手」という鉄則があります。

本当はこうしたいんだけど、上司は反対するだろうからやめておいた方が良いかな…
お母さんがこう言うから、本当はやりたかったけどこっちにしておいた方が良いかな…

このように相手を気にして、
自分が本来やりたかったことを見て見ぬふりしてしまったり
本当はやりたくないことをやってしまったり、、

このような時は「まず相手、次に自分」という順番になっています。

  • 「なんで?」と聞かれると理由が上手く説明できない
  • 本音はうーんと思う意見でも上手く反論できない
  • メンバーに上手く指示が伝えられない

というのは全て、

本当はこうしたいんだけど、上司は反対するだろうからやめておいた方が良いかな…
お母さんがこう言うから、本当はやりたかったけどこっちにしておいた方が良いかな…

という悩みと同じように、「まず相手、次に自分」の状態。

本当は理由を言いたいけど、上手く説明できないと相手にわかってもらえなそうだから、黙ってた方が良いかな…説明してもぐだぐだになってしまいそうだし…そしたらイライラさせてしまうかも…どうしようかな…

本当は反対したいけど、上手く喋れないと相手が納得してくれなそうだから、反論しない方が良いかな…

本当はこういう指示をしたいけど、上手く言わないと相手に偉そうと思われるかもしれないから、この言い方で良いのかな…もっと謙虚に言った方が良いんじゃないか…

このように相手を先に気にして迷っている状態なんですね。

「言いたいことが上手く言えない」の「上手く」は、相手を前提にした言葉と言えるかもしれません。

相手にわかってもらうには
相手に認めてもらうには
相手に納得してもらうには…

そう考えるほどに「これはダメなんじゃないか」
「こうしないと伝わらないんじゃないか」という
迷いが相手にも伝わってしまいます。

説明している途中で
自分でも何を言っているのかわからなくなる現象も
これが一つの原因だと思います。

迷いが相手にも伝わってしまえば
「自信がなさそうだな」「よくわからないな」「結局何が言いたいの?」
と思われてしまうこともあるのです。

相手がどんな反応をするかは相手次第です

上司に反対されるから…と自分の意思より
上司の望むことをしたつもりでも
上司が評価してくれるとは限りません。

お母さんがこう言うから…とお母さんの言う通りにしても
お母さんが褒めてくれるとは限りません。

同じように、
相手にわかってもらうために…と例え上手く説明できたとしても
相手が納得してくれるとは限りません。

どんなに相手に気を遣って
相手が喜ぶこと、相手が望むと思うことをしても
相手が期待する反応をしてくれるとは限らないのです。

相手が本当に望むことは相手にしかわからないのです。

「まず相手、次に自分」という状態だと
どうするか読めない相手の反応に
ずっと振り回され続けてしまうことになります。

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上手く言わなくても伝わる

伊庭さんはこんな言葉をかけてくださいました。

「なっちさんは『上手く』伝えたい訳ではないんですね。
上手いか下手かよりも、『想いを伝えたい』んですね」

上手いか?より、「伝えたい」か?

「すらすらと喋れなくても、
言葉が詰まってしまっても、
例え言葉にならないことがあっても、
なっちさんが『私はあなたにこれを伝えたいんです』と
自分が『伝えたい』『やりたい』を素直に出していけば、
その想いは必ず相手に伝わります。

『上手く話さなきゃわかってもらえない』
と相手を第一にしてしまうと
伝えたい想いとは別に、こうした方が良いのかな…
という迷いが相手に伝わってしまいます。」

確かに…。

卒業制作の最初のメンバー集めも、

口下手で自分でも何喋ってるかわかんない…
あぁもう言うのやめようか…
でもこれがやりたいんだ…!
一緒にやってくれませんか……!!!!

と勇気を出して喋ったおかげで
仲間が集まってくれました。

確かに伝えたい想いが大事であって
伝え方の上手い下手はあまり重要でない。

でもでも…、、

伊庭さんの言葉に「確かにそうですね…」と言いながらも

「でも、例えば、話し合いで意見を出し合う時に
相手の意見に対して『なんか嫌なんだけど、
その理由を論理的に上手く説明できない…
って時はどうしたら良いんでしょうか…」

また新たな疑問が出てきてしまいました。

当時、卒業制作で
メンバーの出してくれた意見に
正直「うーん賛成できないな…」と
思うことがあっても、
なかなか反論できずにいました。

それは、私が論理的に考えるのが苦手で
今までの人生、直感で判断してばかりだった
ということが原因でもあるのですが、

そんな自分を責めるだけで
すぐに論理的に考えられるようになるはずもなく、
「なんか嫌なんだけど…」と内心思いながらも、
でも何も言えずに賛成…ということが続いていました。

どんどん自分のやりたいことから離れていってる気がする…
でも言葉にできない…

こういった話し合いでは
「想い」だけじゃ足りないような、
もっとちゃんと理由を話さないといけないような…。

なんか嫌なんだけど、その理由を論理的に説明できない時はどうしたら?

「『なんか嫌だ』という気持ちは伝えたいですか?」

伊庭さんにまた質問されました。

そりゃ伝えたいよ!とまた思いながら
「はい、伝えたいです」と答えました。

「じゃあ、伝えましょう」

…え!?

いや待て待てw 伝えられたら悩まないって。

私が渋い顔をしてると
「『なんか嫌なんだ』と言ってみたら良いと思いますよ」
と伊庭さん。

いや、でも、「なんか嫌だ」ってそんな言い方じゃ
相手に失礼だし納得できないと思うんですけど…

と、声に出してみてまた気付きました!

あぁ、また相手が先になっている

相手に納得してもらえないからもっと上手く話さなきゃ。
相手が嫌な気分になるかもしれないから言い方を考えなきゃ。

まず相手、次に自分」の順番になっていました。

 

「例えば、『なんか嫌なんだ。
今すぐだと、理由を上手く言葉にできないから
少し時間をもらっても良い?』と伝えることだってできますよね。

言葉にできないんだけど、なんか違和感があるんだ』と言っても良いですよね。

もしかしたら、周りにいる他の人が
『私もなんだか違和感があると思ってた。
こういう部分がこうだから違和感を感じるんじゃないかな』
と言語化してくれるかもしれないですよね」

これは目から鱗というか
自分が考えたことのない対処法でした。

そんな言い方で本当に良いんだろうか…?

少し不安ながらも、
その後の卒業制作の話し合いで実際に使ってみました。

言葉にできないんだけど、なんかひっかかるんだ…。
何が理由かすぐに言えないからちょっと考えてみても良い?
というようにいってみると、

絶対嫌な顔されると思っていたのに

「そっか。最近、全部賛成してくれてばっかだったから
なんかあるならどんどん言ってくれた方が良いよ。
でも理由は知りたいから思いついたら教えて」
というように意外と受け入れてもらえました…!∑(゚Д゚)

理由も時間をとってじっくり考えてみると
言葉にできることがありました。

結局、言葉にできないこともありましたが
「納得できないことがあるなら別の案も考えてみよう」
「なっちはこんなところが納得できないんじゃないかなって思うんだけどどう?」
とメンバーが一緒にいろいろ考えてくれました。

自分が感じた素直な気持ちを
自分が「伝えたい」と望むなら、
論理的でなくても良いから、
辿々しい言葉でも良いから、まずは伝えてみる。

すると、何も言えずに黙っていた時よりも
後悔したり溜め込んでモヤモヤしたりすることがなくなりました。

 

また、さらに伊庭さんに言われて
心のとげが取れたのがこの言葉です。

「論理的も良いし、直感的も良いんです。
頭の回転が速いのも、じっくり考えるのも良いんです。
どちらが良い悪いはありません。
どちらも良いんですよ

私は、今まで
直感的にしか判断できない、
考えるのに時間がかかる、
即答できないし相手に納得してもらえる頭の良い回答もできない、
そんな自分の頭の構造が嫌で
自分を責めてばかりいました。

言いたいことが言えないのは
自分の頭のせいと思っていました。

声に出してみると、
メンバーの中に
どんなことも論理的に説明でき、
頭の回転が速い子がいたのもあり、
なんで私はあの子みたいにできないんだろう
と比べている気持ちもあることに気付きました。

でも伊庭さんは冷静に、
「その友達は論理的に判断できるけど
もしかしたら直感的に判断するのは苦手かもしれません。
そこをなっちさんが『なんか違和感あるんだ』と
言ってあげることで、その友達からしたら
『そういう視点は気づかなかった』と思えることかもしれませんよ」
と言ってくださいました。

「言いたいことを上手く言えない」と
思っていましたが、
「言いたいことを言わない」選択をしていたのは
他でもない自分自身だったのかもしれません。

ぬいぐるみに声を出して実践を続ける

伊庭さんのような存在が
近くにいつでもいてくれれば
悩みを抱えた時、解決しやすいでしょう。

しかし、そういうわけにはいきませんよね。

だから、自分で悩みを解決できるようになる必要があります。

ぬいぐるみ心理学はコツコツ実践していくことで
自分自身で悩みに気づいて解決策を見つけられるようになります。

私は、個別相談の後も、
気持ちをぬいぐるみに向けて声に出すようにし、
伊庭さんがしてくださったような質問を
自分自身に問いかけるようにしました。

ぬいぐるみは、何を言っても否定しないし
黙って私の話を聞いてくれます。

だからこそ、ぬいぐるみの前では本心が表れます。

私は、「言いたいことが言えなそう」な場面
(例えば、卒業制作の話し合いなど)に直面する前に
家でぬいぐるみに向かってリハーサルのように
言いたいことを一旦声に出してみるようにしていました。

最初は、他人がいない状態でも、
無意識に相手を気にした言葉を考え込んで
言葉が出てこなかったり、
本心とは違う遠慮を含んだ言葉を
本心だと思っていたこともありました。

しかし、繰り返し気持ちを声に出していくうちに
「あれ、これが本心だと思っていたけど違ったな」
「あ、これがまず相手になってるってことか」
と自分で問題点に気づいて修正できるようになっていきました。

言いたいことは一旦声に出してみて取捨選択して相手に伝える

私が驚いたのは
「言いたいことを全部、相手にしっかりと言う」ことだけが良いのではなく、
相手に伝えなくても良い場合もあるということです。

自分が相手に伝えたいなら伝える。
でも、「伝えたい」ではなく
「伝えなきゃいけない」や「伝えた方が良いかな…」
「伝えたいわけじゃないんだけど…」なら
伝えなくても良い。

例えば、相手と意見が異なった時。

以前の私は、意見が違うなら
しっかりと理由を説明して
反論しなければいけない!と
思っていました。

そしてぬいぐるみ心理学を
浅く学び始めたばかりの時には
全部気持ちを相手に伝えなければいけないと
思っていました。

それが周りを気にせず自分を出していける
「自信のある状態」だと思っていました。

だから、なんで相手の意見に賛成できないのか
相手を納得させるための理由を必死に考えて
相手に勝つためにこれもこれもこれも言わなきゃ!
みたいに考えていました。

その結果、
相手に強い口調で言いすぎて
後悔や自己嫌悪に襲われることもあり、
逆に、全部言わなきゃと意識することで
相手との関係が悪くなるのを恐れて
何も言えないこともありました。

でも、全部伝えなくても良かったのです。

伝えたいことを自分で取捨選択できることが
自信を生み出すポイントなのです。

相手のいないところで
一旦、自分の気持ちを全部声に出す。

そこで「これは相手に伝えたい」
「これは別に伝えなくて良いな」と
冷静に取捨選択するのです。

気持ちというのは
これが本心だと思っても1つではなくて
いろんな気持ちが複雑に絡み合っています。

例えば、
ただ「私はあなたの意見とここが違うみたい」と
伝えるだけで良かったのに、
「あなたの意見はここがダメ」
「私の意見の方がこんなに素晴らしい」
というように感情的に相手を批判してしまうことがあるかもしれません。

感情的な部分のせいで
本当に伝えたかった想いが
相手に伝わらなかったらもったいないです。

本当に言いたいことを言う」ために
気持ちを声に出して問いかけてみることはとても大切です。

一旦声に出して、相手に何を伝えたいか
冷静に選ぶことで、
「言いすぎてしまった…」「なんであんなこと言ってしまったんだろう…」
といった後悔をすることが大きく減りました。

本当に言いたいことを言うために

「言いたいことを上手く言えない」と悩んだ時には
まず気持ちを声に出してみてください。

「私は気持ちを伝えたいの?」「私は『上手く』伝えたいの?」など、自分に問いかけてみてください。

そして、「まず自分、次に相手」の順番に
なっているか確認してみてください。

もしかしたら、
上手く言えなくても
あなたの気持ちは相手に伝えられるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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コメント

  1. あや より:

    なっちさん
    今回もなるほどなあと、
    自分の気持ちをうまく伝える方法をわかりやすい内容で書かれていて読んでいてなるほどなって思ってました。

    思うことと話すことって、違いますよね
    わたしもいろんなモノに話しかける変な人ですがとてもよくわかりますし、共感しました。

    また新しい記事を楽しみにしています!

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