旅館でアルバイトをしてみたいけど、就活で役立つかな?

今旅館でバイトしてるけど自己PRのネタにするにはどう話したら良いんだろう?

こんにちは、なっちです。わたしは大学生の頃に旅館でアルバイトをしていました。そのときの経験が就活でかなり役立ったので、どのようにアピールしたか書いてみたいと思います。

旅館のアルバイトというと、

就活でも接客のお仕事でしかアピールできないのでは?

と思われがちですが、接客にとらわれずいろいろな分野の仕事で役立ちます。実際にわたしが就活でのアピールに使った例をいくつか挙げてみます!

旅館バイトが就活で役立つのはどんな業種・職種?

旅館の風景
旅館の風景

旅館の仕事は、

  • 仲居
  • フロント
  • 調理(板前)
  • 清掃

などいくつか部署が分かれますが、わたしが仕事をしていたのは主に仲居です。お客様をお部屋へご案内したり、お食事の配膳をしたりします。

ここでは、仲居のアルバイトをアピールに使うとして紹介していきますね。

旅館バイトが就活で役立つのはどんな業種・職種かというと、接客系のお仕事はもちろん以下のような仕事でもアピールしやすかったです。

  1. 体力勝負の仕事
  2. 早朝勤務など、不定期な時間の仕事
  3. 転勤・出張が多い仕事
  4. チームプレーの仕事

実際の面接でどのように答えたか書いてみたいと思います。

※ちなみに紹介しているのはすべて受かった面接の受け答えですd(´∀`)ノ

1.体力勝負の仕事

抹茶を泡立てる仲居さん
抹茶を泡立てる仲居さん

仲居はめっちゃくちゃ体力勝負の仕事です。

…え?そんな体力使ってるように見えない?

仲居の仕事をする前はわたしもそう思ってました。だって仲居さんっていつもにこにこしてるし、食事運ぶだけだからそんな疲れる仕事なんてないのでは…?

しかし、仲居になってから劇的に痩せる人は多いです。わたしも仲居を始めて1ヶ月で5キロ痩せました。

体力を使うなぁと思う仕事内容は、

  • お客様の荷物運び
  • お布団敷き
  • 旅館内の清掃
  • ずっと立ちっぱなしでチェックインのお客様を外で待つ(暑い夏、寒い冬、どっちも地味にキツイ)
  • 料理の配膳・抹茶などのお茶出し
  • お食事処のセッティング

などなど。

始めたては毎日筋肉痛でした。慣れない着物で、立ったりしゃがんだり、重いものを運んだり、走り回ったり、部活みたい。

特に料理の配膳は舐めちゃいがちですが、意外と体力仕事です。座敷の場合が多いので、しゃがんだり立ち上がったり、腰を曲げて膝をつく動作ばかりになります。腰や膝をやられます(´;ω;`)

でもこのアルバイトのおかげで体力がかなりつきましたし、疲れていてもお客様にそれを一切感じさせない振舞いができるようになりました。

わたしは今仲居とは別の仕事をしていますが、「よく疲れないね」「根性あるね」とよく言われます(笑)

わたしが「体力勝負の仕事に強い」という観点で仲居の仕事をアピールに使ったのは以下の仕事です。

  • 看護・介護系
  • エステ等美容系
  • 外回りの多い営業職
  • 子どもや障害のある方を見守るお仕事
  • 長時間勤務の仕事(夜間のホテルのフロントなど)

実際に体を動かしながら、お客さんや患者さんなど他人に疲れが伝わってはいけない仕事はアピールがしやすいです。

就活ではこのような質問があったときにすぐ答えられました。介護のお仕事です。

1.体力勝負の仕事例:介護のお仕事

面接官「介護の仕事で一番大切だと思うことはなんですか?」

わたし「はい、体力です」

面接官「体力?(笑)」

わたし「はい、わたしは体力がもっとも大事だと考えます。なぜなら、自分自身の体力がなければ患者さんを助けられないですし、介護する側が疲れ切っていては患者さんを元気にすることはできないと思うからです。

わたしは大学時代、旅館で仲居のアルバイトをしていました。仲居は着物で立ったりしゃがんだり、重いものを運んだり、走り回ったり、介護で患者さんのお手伝いをするときのように力を使う作業が多かったです。

初めのうちは疲れてくるとどうしても顔に出てしまい、お客様に気を遣わせてしまうことがありました。しかし先輩から『そんな疲れ切った顔してお客様が気持ちよく過ごせると思う?もっと体力をつけなさい。無理ににこにこしようとするんじゃなくて無理をしなくても笑顔でいられるようにまず体を鍛えることが大事だよ』と注意していただいたことがありました。

それがきっかけで、自ら体を鍛えるようになり、また仕事を続ける中で自然と疲れにくくなっていきました。その結果、いつでも余裕を持ってサービスができ、たとえ疲れを感じることがあってもお客様にそれを一切感じさせない振舞いができるようになりました。お客様からも『あなたはいつもにこにこ接客してくれるから安心できるしすごく元気をもらえる』と言っていただけました。

介護と仲居の仕事はまた種類が変わってくるとは思いますが、お客さん・患者さんという一人の人間を相手にしていく、力仕事が多いという点では共通点が多いと思います。体力をもっとも大事にすることで、患者さんにいつも安心感や元気を与えられる介護を目指していきたいです」

面接では、アルバイトの経験から学んだことや感じたことと、受けたい企業との共通点を見つければアピールが簡単です。

2.早朝勤務など、不定期な時間の仕事

身支度をする着物の女性
身支度をする着物の女性

仲居の仕事は、朝が早く夜が遅いです。

「6時〜11時出勤、11〜14時中休憩、14〜23時出勤」という、1日に2回出勤するスタイルが基本です。これがなかなかキツくてやめちゃう人が多いのですが(;´・ω・)
朝は早ければ5時出勤もあります。

着物も着なければならないため、実際起きるのはもっと早い時間になるでしょう。
夜は遅ければ24時を過ぎることもあります。

日によって、勤務時間やお休みの曜日も異なるため、毎日定時出社・定時帰宅・土日休みといった仕事に比べるとかなり不定期な仕事といえるでしょう。

勤務時間や曜日にばらつきがある仕事はそこがネックになってやめてしまう人も多いため、面接で確認されることがあります。

わたしが実際に面接で時間帯について聞かれたのは、

  • 看護・介護系
  • 映像制作
  • 小売業

などです。以下のようなやり取りをしました。ある小売業の面接でちらっと聞かれた例です。

2.早朝勤務など、不定期な時間の仕事例:小売業

面接官「早朝勤務や、日によっては1日に2回出勤になることがありますが大丈夫ですか?」

わたし「はい、大丈夫です。大学時代、旅館で仲居の仕事をしていたので早朝勤務には慣れています。また、中抜け休憩を挟んでもう一度出勤というのも多かったため、そのような不定期な時間帯は大丈夫です」

新卒の就活の場合、そういった時間帯で働いた経験のある学生は少ないので、アルバイトで慣れてることをアピールできるだけで差別化になります。

3.転勤・出張が多い仕事

旅館の風景
旅館の風景

旅館のアルバイトは、数週間〜数ヶ月単位で地方の旅館へ行く「リゾートバイト」という働き方があります。学生さんなら、夏休みなど長期休みを利用して働く人が多いです。

リゾートバイトでは、初めて行く地域でも、そこに馴染んで仕事をしていかなければなりません。

「寂しいよ~~」なんて言ってられません(笑)

しかし、とっても貴重な経験になります!

リゾートバイトは、地域ごと、旅館ごとに仕事の進め方が違ったり、人との接し方が違ったり、最初は慣れるのが難しいです。
期間も限られているため、その時間の中でいかに現場の方と馬を合わせていけるかが重要になります。

それが出張や転勤など慣れない土地で働く必要のある仕事では大きなアピールポイントになるんです。

わたしが面接を受けた企業は小売業の総合職です。面接では下記のように答えました。

3.出張や転勤が多い仕事例:総合職

面接官「出張や転勤が多いですが大丈夫ですか?」

わたし「はい、もちろんです」

面接官「何か理由はありますか?」

わたし「はい。学生時代、夏休みや冬休みの長期休みを利用して、旅館で住み込みのアルバイトをいくつか経験しました。アルバイトをした場所は京都、奈良、伊豆などの旅館です。

それぞれの土地で、地元の方の雰囲気が違ったり、旅館ごとに仕事の進め方が違ったり、初めは戸惑いましたが、限られた期間で新しい場所に慣れていく楽しさを感じました。

初めて行く地域がほとんどでしたが、自分がその地域やそこで働く人のことのことを学ぼうという姿勢を持てば、どんな場所でも溶け込んでいけると思えるようになりました。

また、住み込みで、毎回生活の仕方もがらりと変わりましたが、環境が変わっても自分なりにストレスを発散し体調管理がきちんとできると自負しています。
以上の経験から、出張や転勤など別の地で働くことには抵抗がありません」

ちなみに海外出張のあるお仕事では、旅館だと外国人の方とも多く接するのでそこもアピールに入れられます。

4.チームプレーの仕事

宴会の乾杯
宴会の乾杯

旅館というと、家族や恋人とのんびり旅行に行くイメージかもしれませんが、社員旅行や忘年会など、数十人〜数百人の団体で旅館を利用される方も多くいらっしゃいます。

大人数のお客様相手に一人では対応できないので、仲居も数人でチームを組んで宴会を取り仕切ったり、お茶出しをしたりします。

わたしの働いていた旅館では、15~20人のお客様相手に一人の仲居がつくくらいの計算だったので、300人の団体様をお相手したときは、17,18人くらいの仲居で協力して仕事を進めていました。

でもこのチームプレーがなかなか難しいのです。リーダーとなる先輩の仲居さんによってやり方が違うし、良かれと思ってやったことが「無駄!」と怒られてしまったり。どんな仕事でも同じですが、指示待ちではダメだし、自分の役割は自分で見つけて自主的に動く必要があります。割り振られた仕事だけをこなすのではなく、他の仲居さんが忙しそうだったらヘルプに入るなど、周りを気遣いながら仕事を進めます。

このようなチームプレーの経験は多くの職場で役立つでしょう。

数人で1つのプロジェクトを進めていくのも、数人で1つの店舗を回していくのもチームプレーといえます。

わたしは、映像制作の面接の自己PRのネタにしました。

4.チームプレーの仕事例:映像制作

面接官「自己PRをお願いします」

わたし「はい。わたしは大人数で1つのことを成し遂げるために、周りを見ながら協力して動くことが得意です。

学生時代、旅館で仲居のアルバイトをしていました。旅館では数百人のお客様を相手に宴会のおもてなしをします。その際、仲居も20人近くのチームで宴会の準備や配膳をしていました。

自分の目の前にある仕事だけではなく、忙しい人がいたら手伝ったり、何をやったら良いか分からない人がいたら仕事を割り振ったり、たまに冗談を言って場を和ませたり、常に周りを見てみんなが仕事をしやすいように気を配っていました。

その結果、仲居同士の距離が縮まり、お互い感謝し助け合いながら仕事を進められるようになりました。以前は配膳が遅くなってお客様からクレームをいただくこともありましたが、仕事効率も上がり、『ちょうど良いタイミングで料理を出してくれるし、終わりたい時間ぴったりに終わらせてくれる』というお褒めの言葉もいただけるようになりました。

貴社の番組制作でも数十人単位で1つの番組を作っていくことになると思います。旅館のアルバイトで得られた「周りを見ながら動く」ことを生かし、貴社に貢献したいです。

自己PRではアルバイトで学んだことがその会社にどう生かせるかをアピールできればOKです。

旅館バイトで就活のアピールもばっちり!

就活もばっちり!
就活もばっちり!

ここでは接客以外でのアピールポイントについて書いてみましたが、いかがでしたか?

まだ将来何がやりたいか定まってないという人も、旅館バイトならば幅広い職で生かすことができます。

また、今まで旅館バイトをしてきて就活で何かアピールに使えないかと思っていた人も、面接の受け答えの参考にしていただければと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!