旅館で
インターンシップをしてみたいけど
どんなことをするんだろう?🤔
インターンシップなら
どんな旅館へ行ってみるのがおすすめ?😟
こんにちは、なっちです。
わたしは学生時代、
旅館でインターシップをいくつか経験し、
新卒でも旅館に入社しました。
今回は、
実際にインターシップを経験して感じた
率直な感想をお伝えしたいと思います!👍
旅館にインターンシップへ行った率直な感想は…
わたしが経験した旅館のインターンシップは以下の2つです。

※イメージです
- 有名な観光地近く
- 海の真ん前(オーシャンビュー!!)
- かなり田舎
- お客様は親子連れがほとんど
- 1人あたり1泊2~3万円
- 旅行サイトの評価が高い(★4以上)
- 2週間泊まり込み

※イメージです
- その地方ではトップクラス
- お客様はおじいさん・おばあさんが多い
- 1人あたり1泊3~5万円
- 旅行サイトの評価が高い(★4.5以上)
- 2日間通い
2つを比べてみて、
インターンシップとしては
絶対的に「旅館A」の方がよかった
のでその理由を書いてみます。
旅館のインターンシップは内容が期間によって異なる!
AとBでは内容が全く違いました。
社員さん(先輩の仲居さんや玄関係の方)と一緒に、
旅館の1日の業務を一通り体験
- お客様のお出迎え
- 駐車場へ案内
- 荷物運び
- お部屋へ案内、お茶出し
- 海で遊ぶおもちゃの貸し出し
- おやつどきに近くの海までアイスの提供
- 旅館内の清掃
- 朝食・夕食の配膳の手伝い
- 布団敷き
- 手持ち花火の提供、片づけ
- お客様のお見送り
1日目は接客する先輩の横についてお手本を見ていました。
2日目からインターン生ももうお客様を接客します。
わからないことだらけでしたが、
先輩がすぐ近くにいてくださるので
わからなかったらすぐに聞きに行って対応するといった感じです。
初めは緊張の連続でしたが、
実践した方が覚えるのが早く、
1週間も経つと緊張もほとんどなくなっていきました。
採用担当の人事の人について仕事を見て回ったり、
会社説明会のようにお話を聞いたり。
- 旅館のコンセプトや仕事内容についての説明
- 新卒で入社した場合の待遇などの詳しい説明
- お昼ご飯は人事の方や先輩と旅館の会席料理(!)
- 接客のロールプレイング(簡単な接客の声出し練習)
- 先輩が入社してよかったと思った体験談
職業体験ということは全くなく、
企業側からおもてなしされているような感覚でした。
Aはきちんと仕事としての接客を経験できましたが、
Bは会社説明会の延長線といった感じです。
旅館のインターンシップは2週間以上・泊まり込みがおすすめ
わたしは、AとB両方に参加してみて、
旅館のインターンシップは
「2週間以上」「泊まり込み」が一番学びになると思いました。
2週間・泊まり込みのAの良いところは以下です。
- 勤務時間がフルタイム→フルタイムで入ることで仕事の1日の流れが把握できる。
社員さんと過ごす時間が長いので、
職場にどういう人がいるか、どんな雰囲気かわかる。 - 勤務期間が2週間→1週間くらい、
毎日継続して仕事をすることで
やっと体が慣れてくる。慣れてきたころに分かる仕事の楽しさや喜びがある。
また、現実的な大変さも把握できる。ただ、インターンでは無給の場合が多く、
あまりに長い期間だと生活がもたないので
2週間くらいがちょうどいいと思った。 - 泊まり込み→旅館の仲居は寮で暮らす人が多い。
寮で先輩と一緒に暮らす感じを体感できる。また、都会から離れた田舎に旅館は多いため、
もし就職した場合にどんな生活に変わるか想像しやすい。
逆にBが「うーん…」と思った理由は以下です。
- 勤務期間が短時間・2日間だけ→短すぎて仕事を覚える前に終わってしまう。企業側もそれをわかっているので、
職業体験というよりは仕事の簡単な紹介だけだった。実際にお客様の前に出ることはほとんどなく、
ロールプレイング(接客の声出し練習)のみ。 - 現場に出ることがない→職場の人間関係や仕事の雰囲気がわからない。わたしは自分に
旅館の仕事が合っているか知りたかったので、
Bのインターンだけでは判断できなかった。
「自分がこの仕事に向いているか知りたい」
「実際に働いてみたい」と思っている人は
ある程度期間の長いインターンを選ぶのがおすすめです。
「会社説明会より
詳しく仕事内容を知りたいけど、
ちょっと勇気がないな…」という人は、
まず1日~数日間だけの短いインターンに挑戦してみると良いと思います。
募集要項と内容が違う…!?
募集要項では「着物を着て接客」
「仲居さんとして働いてみませんか?」
「着付けができなくても大丈夫!丁寧に教えます」
と書いてありましたが、実際は違いました。
2日間はもちろん、
2週間でも着付けを教える時間はないため、
スーツでもできる「玄関係」や
作務衣という簡単に着られる和服で「仲居の補助」として働きました。
どうしても仲居の仕事を経験したい人は、
事前に着付けを勉強したり、
初心者でも研修のあるアルバイトに応募して、
自分一人で着物を着れるようになっておく必要があります。
インターンシップ用のエントリーシートにも
「自分で着付けができます」
「仲居の仕事を経験したいです」
とアピールしておきましょう。
有名な旅館のインターンに参加した方が就活は有利?!
AもBも旅行サイトで評価が高く、
その県では上位の旅館でした。
就活では他の旅館やホテル、
また全然違う業界の面接も受けましたが、
インターン経験としてA・Bの名前を出すと
「おっ」と話を聞いてもらえることがありました。
有名な旅館
=しっかりした所で働いたことがある
=「真面目にきちんと仕事ができる人だ」
と思ってもらえたようです。
どの旅館のインターンに参加するか迷った場合は、
旅行サイトの接客の評価が高く、
ある程度名の通った旅館を選ぶと良いでしょう。
インターンに参加してよかった点!
旅館のインターンに参加してみて
よかった点はたくさんあります✨✨
- 働きぶりによっては企業側から「うちに入社してもらえませんか」とお誘いが来る
- インターンシップ参加者は面接がパスになったり、選考が有利になることがある
- インターンの中で、面接の練習をさせてもらえることがある
- 旅館に泊まるのは学生では厳しいので、インターンを通じて無料で旅館のサービスに触れられる
- 他にどんな学生さんが旅館・ホテル業界を目指しているか知れる
- アルバイトよりもインターンの方が入社する可能性があるため、企業側が大切に扱ってくれる
- 就活ではアルバイト経験を話すより「インターン経験がある」と言った方が話を聞いてもらいやすい
(旅館ならアルバイトもインターンも内容は一緒なんですがね(^-^;)
まだ将来、
どんな職業に就きたいか決まっていない人は、
短期のインターンにいろいろ参加してみると勉強になると思います。
それでもし「旅館の仕事って面白いな」と思えば、
そのままインターンに参加した旅館の面接を受けても良いですし、
別の面接を受けるにしても話のネタになりますから(^-^)
旅館のインターンシップの感想まとめ
旅館のインターンシップについて
率直な感想を書いてきましたが、
いかがでしょうか?
インターンといっても期間で内容がかなり違います。
数日のみか2週間以上か、
この記事であなたに合ったインターンの方法が見つかると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました☺️
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